イカメタルについて

かつて、イカの夜焚きといえば同付き仕掛けでイカスッテを5〜6本ほどつけて電動リールで自動シャクリ…、が主流でしたが、イカスッテを並べたり、イカが何番目のスッテに着いてるのか手繰ってみたりとか、電源コードが邪魔、手返しが面倒…
そこで、数年前からライトジギングに似た手返しのいいイカメタル(鉛スッテとも言います)というものが考案され人気が出ています。

まず、アンカリングしてして行いますので潮の影響を受けます。なるべく潮の流れの影響を受けないポイントを選びますが限界もあります。イカメタルを重くすればいいのですが釣り難いので、なるべく軽く(お勧めは56gまで)、PEは極細を使います。

仕掛けについてはこちらをご覧ください。

補足しますと…
ロッド タイラバ、インチク用を代用でもOKですが、メジャークラフトからも安価な専用ロッドも出ています。
リール カウンター付きがタナを探るのに便利です。高性能なドラグ性能が必要ないので、こちらも安価でいいものがたくさんあります。
PE(道糸) 潮の抵抗を受けない0.4〜0.6号がお勧めです。魚と違って突然の大物はないので細くても大丈夫です。
※1号超は潮の抵抗が大きくなるのでお勧めしません。
リーダー DAIWAから既製品のオバマリグというのがあるので参考にして自作もよしです。
イカメタル DAIWAの赤緑を使ってる人を良く見ますし、私も使ってみてこれはよくヒットするような気がします。
推奨は15号(56g)くらい。
浮きスッテ こちらがお勧め(4号、白赤、白ピンクのスタンダードで十分?)ですが、代わりにエギみたいな使ってる人もよく見ます。みなさん、いろいろ試してみてください。
その他 イカを入れるためのジップロック。冷凍庫で保存するために最初から小分けして入れておくと便利です。
また、袋に入れとくと食料品等といっしょに入れても汚れません。
歯ブラシ…スッテに着いたイカスミを落とすのに大変重宝します。是非ご用意ください。
服装 綿の服はイカスミが付くとまず落ちません。吸収速乾のポリエステルまたはスポーツウェアをお勧めします。タオルは数枚あった方がいいです。夏場は突然の雨もよくあります。カッパもあった方がいいです。
クーラー クーラーは持ち込みでお願いします。イカはコンパクトに収まるので小さめで大丈夫です。
朝帰るとき氷が足りないときは漁協で砕氷が売ってます。一般でも買えるそうです。
ここです。

尚、電動リールの電源もあります。従来の電動シャクリももちろん大丈夫ですのでお気軽にご利用ください。

で、肝心の釣り方ですが、ジギングとはかなり異なります。まず、タナ探しが重要です。
少しづつ棚を変えて探っていきます。
以前、本船にも乗船していただいたことのあるメジャークラフトのヒロセマン!!
この方、とにかく、よく釣られます!!是非ご参考ください。
他の動画もあります。こちらをご覧ください。

「明日仕事休みなんだけど夕方出港じゃ間に合わないなぁ〜」とかいう方々のためにも、平日は出港を遅らせ(20時〜21時)、朝5時ころ夜が明けますのでイカ釣りは終了となりますが、それじゃちょっと釣り足りないので日が昇って暑くなる前の7時〜8時ころまで早朝ジギング、タイラバ、インチク等して帰港ってのをやってます。出港時刻に関してはその日出港可能な方々の都合に極力合わせますのでご相談ください。
出港日ですが、例えば予定表で「14(金)」だと14日の夜に出港ですのでお間違えないようお願いします。

船室は狭いですが、夜焚きの間は冷房も効いてますので仮眠も快適です。

尚、イカ夜焚き料金は北薩地区遊漁船組合協定により12000円となっております。ご了承ください。

アンカー落とすときにロープが絡まないように丸めて置いてあります。上に荷物を置いたり踏んだりして崩さないように注意してください。再度整えるのに出港遅れることが度々あります。